入院中の暇つぶしに役立つこんなモノ

入院中、といっても軽い外傷から、病気、長期入院などによって、大分、入院生活は違ってきます。まず、肺炎、これはお年寄りから小さな子供、免疫力の少ない体の弱い人たちが高熱や咳などで来院して、肺炎が発覚します。即入院です。お年寄りは症状がでにくいため肺炎が進行してからの入院になる為重症化している場合が多いのです。

肺炎をCTやら、レントゲンで撮られて採血されたりしながら、基本的には抗生物質の点滴投与で肺炎をやっつけていきますが、重症化していると肺に水がたまり、またその水が膿んでいると外科手術となります。膿んだ部分を切開して執刀医が取り除く訳です。そうなると全身麻酔で手術中のことは覚えてないのでその間は楽なんですね。けれども麻酔が切れてきて目をあけると人工呼吸器が口に入れられて、針の糸で肺の一部を切開しているので縫われていており手術後の痛みが猛烈にでます、また、そこからやっと抗生物質の点滴投与によって肺炎をやっつけていくわけですが、おむつにされるわ、手はしばられるわ、ハイソックスははかされるわ(心肺に近い手術をした人は血栓ができやすいので予防のためハイソックスをはかせられます。かなりきついサイズです)、で、自分からメッセージは何を発することはできず、高熱と術後の痛みできついICU(集中治療室)での生活が始まります。ここからは、自分の生命力が試されているわけですが、「痛い、痛い」と心の中で叫びながらも、夜間眠る時間がきて消灯で光が消されます。ここで起きる出来事は、毎晩の悪夢。朦朧としているため幻覚をみることもあります。幽霊のようなもの、いるはずのない患者のうめき声、後日談で周囲に説明してもなかなか、まじめに聞いてもらえないくらい、幻覚にうなされます。3人の幽霊に会いました。中太りの男性、髪の長い女性、黒い影は男性風。ゆらゆら揺れています。ところがこんな時、ちっとも自分自身は怖くないんですね。あぁ、きっと、この集中治療室で亡くなった人たちかなぁと思う程度です。私を見ているのね。声をかけてあげたいけれど話せない、でも貴方たちは私が心で思っていることがきっとわかっているわよね、とうっすら目を開けながら思うのです。今になっても、幻覚だったのか幽霊だったのかはわかりません。唯、責任をもって話すなら幻覚をみたと話したほうがいいでしょう。喉の気道まではいった管で動けない頭や、汗びっしょりになって枕を変えてほしくてもナースコールも押せず手を縛られている中で、むしろ彼らの出現はしばしの間、苦痛を和らげてくれたのかも知れません。

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