入院中の暇つぶしに役立つこんなモノ

■入院時のまとまった時間を有効に使う
 数年前、思いがけず3か月弱ほど入院生活を送ることになりました。急な入院でしたので最初は気持ちが落ち着かず、何もすることもなく時間が過ぎていきました。しかし数日経つと気持ちが落ち着いて徐々にこの時間を有効に使いたいと思うようになりました。
 日常生活を慌ただしく過ごしている間は、読みたいと思った本を買っても読まずに本棚にしまいこんだり、やろうと思っていたことも何となくすることもないままいるものです。私は入院中、家にため込んでいたいくつかの本を家族に持ってきてもらいました。また、以前数独パズルが好きでしたのでパズルの雑誌を買ってきてもらいパズルに没頭しました。

■推理小説を一気読み
 もともと推理小説、特に東野圭吾氏の小説が好きだった私です。普段は時間がなく、通勤時間のバスの中で少しずつ読んだり、夜更かしをしたりして読み進めていましたが、気になるところで時間が取れず、途中でしおりを挟むこともたびたびでした。入院中はまとまった時間がとりやすいので、朝食が終わった後から読み始め、読みふけっていました。
 以前より気になっていた「プラチナデータ」を買っていたので家族に持ってきてもらいました。ちなみにこの本、入院を知った知人が推理小説を私が読むことを知っていて「オススメだ」と差し入れに持ってきてくれたので、入院中のベッドサイドに同じ本が2冊並んでいました。
 同じ東野圭吾氏の小説ですが「幻夜」「白夜行」も読みました。これらは非常に長い小説なので、前に読んだ時には細切れにしか読めなかったので、「いつか一気読みしたい」と思っていた小説です。念願かない、入院中に一気読みすることができました。
 体調がよく、時間を持て余していた時期にはこういった小説を読みながら入院生活を過ごしました。

■体調が優れないときは短編、オムニバスを
 入院生活が長く、体調があまりよくない時期もありました。そういった時は長編の小説を読むのが負担で読まなくなったので、家族が読みやすそうだと短編の小説を買ってきてくれました。
 中でも、リンダブックスの「99のなみだ」シリーズを何冊か読みました。短編ですので読みやすく、少しずつ楽しむことができます。いわゆる「泣ける話」の小説なのですが、ほっこりする話や自分に置き換えることができる話もあり、「つい手を伸ばして読む」といった感覚で読むことができました。入院中は外との接触があまりないですし、自分以外の人の話をする機会もほとんどありません。ついつい自分中心になりがちな毎日ですが、この本を読みながら自分以外の誰かのことを想像する時間があったように思います。

■好きだったパズル雑誌を制覇
 元来パズル好きだった私は、家族に頼み数独パズルの雑誌を買ってきてもらいました。現在はパズルの雑誌もたくさん出ていますのでスマートフォンで調べて買ってきてほしい本を指定しました。
 好きだとはいえ、普段はなかなかこういった娯楽に時間を費やすこともありませんでしたので、ここぞとばかりに数独にはまりました。雑誌1冊すべてを解いたことはなかったのですが、入院中に買った時は、難易度の高いパズルも時間をかけて解くことができます。結局、150問ほど載っている問題すべてを解き、普段できないことをやりきった達成感を味わいました。
 今はPC,スマホなどでこういったパズルをすることも可能ですが、意外と手書きで解いていくという魅力は入院中ならではといったところではないでしょうか。

■おわりに
 何らかの事情で入院を余儀なくされたとき、気持ちは落ち込み、何もする気にならないという方もいるかと思います。実際私も入院当初は何もする気が起きず、ぼんやりと時間を過ごしていました。でも、考え方を変えて、普段できないことをする時間を与えてもらえたと思って、やりたいと思っていたけどできなかったことをすると入院のストレスも多少は軽減されるのではないでしょうか。

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